トレーナー・コーチが教える、バスケットボールに関するワンポイントアドバイスを紹介します!
また、みなさんからの質問も受け付けています!!!
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【Q&A】膝が脱臼しやすい体質です。脱臼しにくくする方法を教えて下さい。
Q.
バスケの試合中、膝が脱臼して内側膝蓋大腿靭帯を切り手術しました。
半年前に縫縮術しましたが、また外れ今度は再建術をしました。
両膝ともに膝の溝が浅く脱臼しやすいと診断されました。バスケは大好きでやめるなんて考えられないです。今、リハビリ頑張ってます。
バスケをするとまた脱臼してしまうでしょうか?
ペンネーム トンビ
A.
年齢、性別がわからないので一般的なケースで回答します。
プレイ中、構えの姿勢(トリプルスレット)や切り返しの動きなどのときに、膝が内側に入ったり、重心がかかとよりになってしまう選手は膝蓋骨(膝のお皿)が脱臼しやすくなります。
また、内側広筋という筋力が弱い場合も膝蓋骨が外側に引っ張られやすくなり脱臼のリスクが高くなります。
そのため、動きのクセを直すことと筋力強化をする必要があります。
左の2つの写真は膝が内側に入り、膝蓋骨が外側に外れやすくなる方向に力が働いています(黄色矢印)。
右の写真のように股関節をしっかりと曲げ、膝とつま先の方向が揃うようにして動くようにしていくことが必要になります。
詳しくは日本バスケットボール協会のホームページに掲載されている「ジュニア向けベースアップトレーニング」を参考にしてください。
ジュニア向けベースアップトレーニング
http://www.japanbasketball.jp/coach/contents/med
回答者:トレーナー 津田清美