<H25年度> 第3回二本松バスケットボールクリニック

クリニックレポート

 今年度最後となるクリニックは2回に分けて行われました。中学生の部のコーチは、ユカ(原田裕花)、ウイン(佐瀬由紀子)。小学生の部のコーチはひらり(桜庭珠美)、びゅう(藤生喜代美)。トレーナーはどちらもキヨミ(津田清美)。
 今年度から二本松でも福島医大、福島県理学療法士会などの協力を得てメディカルチェックを実施することになりました。会津若松に続き福島県内で2カ所目です。まずは子どもたちの現状を把握し強み弱みをみつけていきたいと思います。

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<スケジュール>

9:00~11:30 メディカルチェック(150分)
(昼食)
13:00~13:15 開講式(挨拶、スタッフ紹介、本日の内容説明)
13:15~14:00 トレーナー指導(45分)
14:10~16:20 コーチ指導(90分)
16:20~16:30 集合写真

≪中学生の部≫ 2月1日(土)

≪小学生の部≫ 2月8日(土) *会場はともに城山総合体育館

<中学生の部 ユカコーチのコメント>

 今回で二本松トレリンクリニックは5回目、今シリーズとしては今回がラストの3回目でした。二本松は初めてだったのでどんな中学生達なのか少し緊張しながら二本松に向かいました。男女61名、寒い中そして3時間20分近くのクリニックで少し集中力が心配でしたがみんな一生懸命に取り組んでくれました。
 今回のバスケメニューはボールミートのもらい足、ミートドライブ、ピポット、パスしたあとの動きと足の使い方をポイントにおきながら1on1、2on2の実践でいかせるものにしました。
 ポイントは、①1・2ミートでリングにしっかり正体したスタンス(セット)で止まりシュートを狙う。②そのあと次の動作ドライブにいく。でしたが、これが子供達には難しいようでした。止まり足1・2の2の足がピタッと止まれずながれてしまったり、リングにしっかり正体ができていなかったり、1の軸足がズレてしまったり。ミートからドリブルシュートをすると、ドライブすることだけに意識がいってしまい大事な1・2ミートでシュートにいけるスタンスがとれなくなってしまいました。
 私のほうももう少しポイントを意識させられるメニューをプラスしてできたらよかったなと感じました。
 子供達にはこれからの練習で今回のポイントを意識してプレーしながら体に覚えこませて1on1がどんどん強くなっていって欲しいと思います!
 先生方のご協力もあり無事にクリニックを終えることができたこと、感謝しております。ありがとうございました。

 

<小学生の部 びゅうコーチのコメント>

 小学生は1年生から6年生までの参加となりました。クリニックの冒頭で行った津田トレーナーの子ども達へのメッセージを込めたプレゼンテーションを、頷きながら聞いている子どもたちの姿に、大きな可能性と期待を感じました。
 今日もファンダメンタルを中心にクリニックを進めて行きましたが、子どもたちのトリプルスレッドの姿勢の出来に感激しました。高学年だけでなく、低学年の子たちもなかなか良い構えでした。クリニックの後半では元気に声を出して練習を盛り上げてくれる子ども達に助けられました。寒くても、人数がとっても多くても一生懸命やろうとしてくれていた子どもたちの姿が印象的でした。2年目の取り組みとなる二本松市でのトレジャーリングクリニックですが、障害予防の意識、ファンダメンタルの重要性への理解が進んでいればと願っています。

 

小学生の部が行われた2月8日は記録的な寒波が日本列島を覆いました。福島県内も40年ぶりの大雪に見舞われましたが100名を超す子どもたちが参加してくれました。悪天候の中、子どもたちを体育館につれてきてくださった先生、保護者の方々、ありがとうございました。