2017/02/23
第4回トレジャーリング小田原ミニバスクリニック
クリニックレポート

 2月11日は建国記念の日。今年は土曜日だったので祝日が1日減って残念と思う方もいらっしゃったかと思いますが、トレリンでは小田原の日です。今年で4回目となりました。

当日は日本列島寒波の影響で体育館も冷え込んでいました、参加選手たちは寒さを物ともせず頑張ってくれました。

【トレーナー指導:基本動作】40分

1. 手押し車
体幹の安定
2. 股割り、四股歩き
股関節の柔軟性、骨盤を立てる
3. トリプルスレットの作り方
膝を内側に入れない、骨盤を立てる、股関節・膝・足首を曲げる
4. ポンポンジャンプ~セット
姿勢の再現性
5. ジョグ~セット~ジョグ
走り始めの重心移動、姿勢の再現性

【ウイントレーナーのコメント】

クリニック当日は寒かったこともあり、テルコーチとともに、話(説明)を聞く時間が長くならないよう、どんどん動いて、まずはやってみよう!という流れで行いました。説明が短かったにも関わらず、練習のやり方やポイントを理解するのも早く、「セット」の姿勢を素早く、しっかり構えられるようになっていました。何より、何に対しても一生懸命やろうとする姿、積極的にチャレンジする姿勢が素晴らしかったです!指導者の方々のサポートのおかげもあり、テンポよく動くことができました。
ありがとうございました。クリニック終了後の指導者の方々との質疑応答でも、日頃感じている問題点等を積極的にご質問いただき、指導者の方々の意識の高さと、非常に前向きな姿勢が感じられました。「セット」の姿勢や正しい身体の使い方は1日では身に付けられませんので、今回のクリニックをきっかけに、今後も継続して練習してもらえればと思います。

【コーチ指導:基本技術】100分

1. アイスブレイク
2. アップ
3. ハンドリング(ボール回し、ボール2つ対面パス)
4. ボール取りゲーム(2人組ボール1個)
5. 2人1組対面パス(2人組ボール1個)
6. オールコート6か所パスラン
7. チェイサー2対2

【テルコーチのコメント】

トレーナー指導をどれだけバスケットの中に落とし込めるかが大事になってくると思いますバスケットの方は個々の技術よりはどのような局面でも瞬時に自分で判断し選択することを重視するメニューをしました。
一生懸命に取り組んでくれたことがとてもよかったです。そのほかにも指導者の方々が一緒になって声掛けしてくださったので練習の雰囲気も良かったです。ありがとうございました。

2017/02/23
東京有明医療大学スポーツ医科学フェスティバル
クリニックレポート
東京有明医療大学スポーツ医科学フェスティバル
バスケットボールクリニック2017

2月4日(土)東京有明医療大学で開催された「スポーツ医科学フェスティバル」でクリニックを行ってきました。
参加した選手たちは中学生男女57名。チームでの参加や友達同士での参加者が多い中、個人で参加してくれた選手もいました。
チームメイトと誘い合いながら、また、一人でも、「行きたい!」「やってみたい!」という、「自発的に参加している中学生」は、みんな意識が高いですね。
クリニックが進むにつれ、コーチの説明を熱心に聞く態度や、一生懸命トライする姿勢も素晴らしかったです。参加する選手たちの集中力や意識の高さで自然とクリニックの質も上がりました。

【ビューコーチのコメント】

クリニックのトレーナー指導の中で、身体の使い方を行いまいした。トレーニング前後での柔軟性の違いや、無駄のない走り方などについて、身体の変化や使い方を感じ取れている様子を、選手たちのリアクションから感じることができました。「気づく力があるのだな、素晴らしいな」と思いました。
たった3時間のクリニックでしたが、正しいトリプルスレッドは何かについてしっかりと受け取ってもらえたように感じるほど、セットの姿勢は良くなったと感じました。が、それと同時にバスケットの動きが入っていくと、崩れてしまう選手も見受けられました。
でも、日々の練習で正しく構えて行うことを意識し続けていくことができれば、必ず良いプレイにつながっていくと確信しています。
そして、中学生というと少し気恥ずかしい年代だと思いますが、明るく一生懸命取り組んでくれたことに、こちらもエネルギーをもらいました。
他校の選手の中でも、あまり壁を作らずにコミュニケーションがとれるかどうかは、バスケットボールをする上でも、プラスに働くことなので大切にしてほしいと思いました。

【キヨミトレーナーのコメント】

今回は「姿勢」と「動き出し」に焦点をあてて実技を行いました。最初はうまくできなくても「気をつけてやろう」という意識が、クリニック中ずっと一つ一つ姿勢を確認する姿やコーチを見る真剣な眼差しから伝わってきました。
そのため、終わる頃にはすっかり姿勢の良くなった選手が何人もいました。ドリブルのテクニックが難しくなると慌ててしまって技術的な課題を忘れてしまう選手もいましたが、エンドラインからのスタート時にトリプルスレットの姿勢を作ることだけはしっかり出来ていました。最初に「今日はこれだけは身につけて帰ってください。」と話ししていたことがちゃんとできるようになっていました。すごい成果です。こちらも嬉しくなりました。

最後に、東京有明医療大学の櫻井理事長、溝口先生、泉先生、笹木先生、事務局の山崎様、そして、クリニックをお手伝いしてくださった大学生・大学院生の方々、ありがとうございました。

スポーツ医科学フェスティバルの記事(東京有明医療大学ホームページより)

https://www.tau.ac.jp/wordpress/news/outreach/open_lecture/1318/

2017/02/08
【Q&A】いいアシストをするには何が必要ですか?
ワンポイントアドバイス

Q.
いいアシストをするには何が必要ですか?

ペンネーム かずま

A.

仲間が何をしたいのか、相手がどこにいるかをよく観ることや状況を把握することでアシストに繋がると思います。
そのためには練習中からいっぱい喋ってコミュニケーションを図ることも大切です。私も仲間とたくさん話してタイミングや位置を確認したり、どんなプレーが仲間がリズムに乗りやすいのか、うまくいくのか等をビデオで見たりもしていました。
簡単にできることと言えば、ボールをもらう前にボールだけを見るのではなく、狙えそうなところを探しておくための訓練をすることです。
あっちには何人いるなーとか、隣のコートではバレー部がスパイクの練習をしているな、とか瞬間的に見る練習をしておくと良いかも知れませんね。
見えるようになってきたら、パスを出せるようにするため、ハンドリングやパスの出し方の工夫をするなど順を追って、目標を決めて練習していくといいと思います。またいいアシストをしよう、しようとすることよりも、チームが今何を必要としているか、どこを攻めるべきが共通理解を持ってプレーすることが大事ではないでしょうか?

回答者:スカイ(中畑恵里)