東京有明医療大学スポーツ医科学フェスティバル

クリニックレポート
東京有明医療大学スポーツ医科学フェスティバル
バスケットボールクリニック2017

2月4日(土)東京有明医療大学で開催された「スポーツ医科学フェスティバル」でクリニックを行ってきました。
参加した選手たちは中学生男女57名。チームでの参加や友達同士での参加者が多い中、個人で参加してくれた選手もいました。
チームメイトと誘い合いながら、また、一人でも、「行きたい!」「やってみたい!」という、「自発的に参加している中学生」は、みんな意識が高いですね。
クリニックが進むにつれ、コーチの説明を熱心に聞く態度や、一生懸命トライする姿勢も素晴らしかったです。参加する選手たちの集中力や意識の高さで自然とクリニックの質も上がりました。

【ビューコーチのコメント】

クリニックのトレーナー指導の中で、身体の使い方を行いまいした。トレーニング前後での柔軟性の違いや、無駄のない走り方などについて、身体の変化や使い方を感じ取れている様子を、選手たちのリアクションから感じることができました。「気づく力があるのだな、素晴らしいな」と思いました。
たった3時間のクリニックでしたが、正しいトリプルスレッドは何かについてしっかりと受け取ってもらえたように感じるほど、セットの姿勢は良くなったと感じました。が、それと同時にバスケットの動きが入っていくと、崩れてしまう選手も見受けられました。
でも、日々の練習で正しく構えて行うことを意識し続けていくことができれば、必ず良いプレイにつながっていくと確信しています。
そして、中学生というと少し気恥ずかしい年代だと思いますが、明るく一生懸命取り組んでくれたことに、こちらもエネルギーをもらいました。
他校の選手の中でも、あまり壁を作らずにコミュニケーションがとれるかどうかは、バスケットボールをする上でも、プラスに働くことなので大切にしてほしいと思いました。

【キヨミトレーナーのコメント】

今回は「姿勢」と「動き出し」に焦点をあてて実技を行いました。最初はうまくできなくても「気をつけてやろう」という意識が、クリニック中ずっと一つ一つ姿勢を確認する姿やコーチを見る真剣な眼差しから伝わってきました。
そのため、終わる頃にはすっかり姿勢の良くなった選手が何人もいました。ドリブルのテクニックが難しくなると慌ててしまって技術的な課題を忘れてしまう選手もいましたが、エンドラインからのスタート時にトリプルスレットの姿勢を作ることだけはしっかり出来ていました。最初に「今日はこれだけは身につけて帰ってください。」と話ししていたことがちゃんとできるようになっていました。すごい成果です。こちらも嬉しくなりました。

最後に、東京有明医療大学の櫻井理事長、溝口先生、泉先生、笹木先生、事務局の山崎様、そして、クリニックをお手伝いしてくださった大学生・大学院生の方々、ありがとうございました。

スポーツ医科学フェスティバルの記事(東京有明医療大学ホームページより)

https://www.tau.ac.jp/wordpress/news/outreach/open_lecture/1318/