2018/04/04
東京有明医療大学 スポーツ医科学フェスティバル トレジャーリングバスケットボールクリニック
クリニックレポート

 

 2018年2月17日(土)9:30〜12:30、昨年に引き続き東京有明医療大学スポーツ医科学フェスティバルにおいてクリニックを行いました。

 

 このクリニックは大学やトレジャーリングのホームページなどの広報を通じて参加者を募集するスタイルなので個人で参加してくれている選手たちもたくさんいます。今回は静岡から来てくれた小学生もいました!ありがたいです。初対面の選手とペアを組んだり、他の選手たちとコミュニケーションをとりながら、トレーナーやコーチの指導や指示を聞きながら動くのは大人でも大変です。それでも選手たちはお手伝いしてくれた大学生たちの力も借りながら元気いっぱい頑張ってくれました。

 クリニック終了後は(株)明治による「ジュニア選手と保護者のための食育クリニック」、東京有明医療大学のアスレティックトレーナーによる測定評価体験なども行われました。

ビューコーチレポート

 対象が小学5,6年生,中学生とあって,話を聴いている時の様子から,清美さんや私の話が理解できて,イメージできているだろうなという印象を受けました。

 上手な選手は,身体の使い方がうまい。身体の使い方がうまいということは,さまざまな運動を素早くスムーズにできることです。そのため,前半はさまざまな運動の要素を織り交ぜたメニューを取り上げました。どのメニューでも姿勢を意識しながら,取り組みました。できなくても何度も挑戦してくれている様子が印象的でした。また,それぞれのレベルに合わせて難易度を上げ下げする工夫をして取り組んでいる姿も見られ,うれしかったです。

 後半は,清美さんのトレーナー部門でのテーマ,「コンタクト・ストップ」をプレイ中に繋げたドリルを実施しました。静止中のセットの姿勢については,おおむね目標を達成できたと思います。

 コンタクトについては,ドリブル時のコンタクトと,リバウンド時のコンタクトを練習しました。ドリブルでのコンタクトはなかなか様になっていました。課題は目線をあげることです。リバウンドでのコンタクトは,「取りに行くよりも,相手に取らせない」ために,ボールに飛びつきたいタイミングが来た時に,コンタクトしている相手にもう一度身体をあててから飛びつくということができるようになると良いと感じました。

 基本姿勢だけの練習をするのは退屈ですが,メニューの中に組み込んで,日々沢山場面で基本姿勢を習得する機会を設ける工夫ができると良いなと思いました。クリニックに参加した子ども達が,姿勢の重要性,食事の重要性などを感じ,少しでも自分の身体に興味を持つきっかけとなれば嬉しいです。

清美トレーナーレポート

 とにかく、選手たちがよく話しを聞いて一生懸命取り組んでくれたのが印象的でした。ウォーターブレイクの間にも教えてもらったことをノートに取る選手もいて、体育内はビューの明るいキャラクターのおかげで和気藹々とした雰囲気もありながらも、ピシッと引き締まった空気も感じることができました。

 また、クリニック中は東京有明医療大学の学生さんが見本のモデルになったり、選手とペアになったりしながらサポートしてくれました。大学生の皆さん、ありがとうございました!