2018/01/25
第7回トレジャーリング会津若松ミニバスクリニック
クリニックレポート

 お正月明けの1月6・7日で会津若松のあいづ総合体育館でトレジャーリングのバスケクリニックを行いました。参加メンバーはトレーナーは清美さん、そして、コーチは、びゅう、あけ、みちの3人です。

 


 

 今年で7回目を迎えたクリニックですが、毎年変わらず会津若松の皆さんの温かなおもてなしに感謝し、私達もその気持ちに精一杯応えるべくクリニックを行いました。

 参加者は1~6年生の約200人。これだけの人数になるとザワザワするかと心配しましたが、子ども達にまず始めに約束事をすると、ちゃんと聞く時、やる時のメリハリをつけて行動してくれました。そして、コーチが伝えたことをできるできない関係なく、子ども達がまずチャレンジしてくれていたことが一番嬉しかったです。

 バスケをする上で姿勢や身体の使い方をしっかりしていくことでプレイもスムーズに行え、ケガ予防にもつながるということをトレジャーリングとして一番大切に指導を行っていますが、7回目ということもあり高学年はできている子も多く、やはり継続することの大切さを痛感しました。

 私達は、バスケクリニックを担当させてもらいましたが、他にもメディカルチェックや栄養・ストレッチの講座もあり、子ども達にとって、とても勉強になったことでしょう!

 今回7回目にして私は初めてお伺いさせていただきましたが、会津若松の先生方の子ども達への熱い思い、熱心さが伝わってきました。

 どうか未来ある会津若松の子ども達が、これからもケガをせず、大好きなバスケットに打ち込めることを私達も心から願っています。

ミチコーチ

 

1月6日(土)1日目

12:50 事前打ち合わせ 参加チームの指導者の方々と。
13:00 開講式
13:15 トレーナー指導 40分
メディカルチェック(4年生以上)
14:00 コーチ指導 基本編 90分
15:35 今日のまとめ 子供達同士の話し合いと報告
16:00 栄養学講習(4年生以上、指導者、保護者)
エコー検査(3年生以下)
17:00 全体終了

★トレーナー指導

 トリプルスレット姿勢作りのため、股関節の動きを強調した基礎トレーニングとして、両手をハンザアップしたままのスクワットとカエル跳びを行いました。「トリプルスレット」はかなり浸透してきたように思います。その他、ストップ動作は「1」の足で止まる、コンタクトは腕で押さずにお腹の真ん中に力を入れて押すことを学びました。

キヨミトレーナー

★コーチ指導

 「自分の身体を思うように動かしながら、ボールをきちんと扱えるようになる」ことをテーマとして、フットワークとドリブルハンドリングを取り上げました。常にトリプルスレットを意識して行いましたが、1年生~6年生までしっかり理解しているのだなという事が伝わってきて、とても感動しました。 フットワークは神経系を刺激する動きを取り入れました。当然ですが、個人差があったので、できるようになればプレイの正確性の向上や、動きのバリエーションアップにつながると思います。 ボールをなくさないスキルを身につけることは、強いメンタルづくりにつながります。 ドリブルコントロールができない選手は、1対1に自信が持てません。また、強気で攻めても、スピードコントロールができないと、上手く止まれず次のプレイに繋げることができません。 色々な動きを取り入れて、コツコツ努力をして、粘り強さと自信をゲットして欲しいと思います!

ビューコーチ

 

1月7日(日)2日目

9:00 コーチ指導 応用編 150分
11:40 医科学講習(会議室 指導者、保護者)
ストレッチ講習(体育館 選手全員)
交流会(サイン会)
12:40 閉講式

1日目に行った基本動作をバスケットの動きの中でも意識できるようにメニューを組みました。
単純なバスケットの動きではトリプルスレットなどの基本姿勢、基本動作を意識しスムーズに出来る子ども達が多かったですが、複数の動きを組み合わせる練習になると、所々難しく感じている子ども達もいるようでした。しかし、複数このクリニックを経験をしている子ども達はポイントを絞り声かけをすることで、すぐに修正しスムーズに出来たように感じました。
会津若松の子ども達は日頃の練習から基本姿勢などを意識して練習していることが、このクリニックを通して感じられ、とても嬉しく思いました。
この基本姿勢、基本動作を意識しなくても無意識に正しく出来ることが理想です。
更に練習を積み重ねて上達していってほしいと思います。

アケコーチ

2018/01/23
【Q&A】過去に怪我をし恐怖心が…どうすれば不安に勝てますか?
ワンポイントアドバイス

Q.
大学でバスケをやっています!
今はオフ期間なので練習はないのですが3ヶ月ほど前に膝の靭帯を損傷してしまいました。
そのためバスケをやりたい気持ちはとてもあるのですがとうしても恐怖心がでてきてしまっています。また怪我をしたら…ほんとに動けるのか…という気持ちがあります。
どうすれば不安に勝てますか?

ペンネーム えっちゃん

A.

えっちゃんさん始めまして。
今がオフ期間ならなおさら、バスケットが出来るようにリハビリ(トレーニング)を頑張りましょう!
トレジャーリングのクリニックでも行っていますが、まずはパワーポジション(トリプルスレット姿勢)がしっかり取れることが大切なのでそこから練習します。
そしてその姿勢からのサイドステップ、両足片足でのストップ、ターン、ジャンプなど、バスケットに必要な動きを確かめながら、また、出来るように繰り返しながら行って見てください。
最初はゆっくりの動きから始めて徐々にトップスピードで出来るようにして行きます。
一人で動けるようになったらコーチや仲間の手助けを借りて相手の動きに合わせる練習(対人練習)を行います。最初はハーフコートから、動きに慣れたらオールコートと、動く範囲やスピードを上げていきます。
そうして行くことで動けるという自信も付いてくると思います!
えっちゃんさんがこれからもバスケットが楽しめるよう応援しています。

回答者:あいみ(志村愛美)