2月11日は建国記念の日。この日は小田原でミニバスクリニックを行いました。小田原は6年生が主体となり、各校1人ずつ参加。今年は60名の予定でしたが行ってみたら100名近い選手が集まってくれていました。それに中学校の指導者の方々や小田原バスケ協会の方々など大勢の関係者も集まってくださいました。
今回のコーチはビュー(藤生喜代美)とトレーナーはキヨミ(津田清美)が担当しました。
9:30〜開講式
9:40〜 アイスブレイク
9:50〜 トレーナー指導
- トリプルスレット(セット)、 ジャンプ、着地(ストップ)
10:20〜 コーチ指導
- 1.トリプルスレットクイックセット
- 2.ドリブルチェンジ(サイドラインスタート2人で対面)
- 3. ディフェンスフットワーク
- 4.ハーフからのドリブルシュート
- 5.1対1
【ビューコーチのコメント】
今回の参加者は1チーム1人ということで,始めの空気が重くなることが想定されましたが,子ども達が一生懸命取り組んでくれたので,こちらも嬉しかったです.
セットのポジションのクイックセットからシュートまで,自分なりに何度も何度も練習して取り組んでいる様子が印象的でした.
「セット」の掛け声があったとき,静止している時には,非常にきれいなセットができるようになりました.
ですが,動きだした時には,すぐに崩れてしまう子達が多かったように思います.新しい動きを習得する段階としては当然の過程です.正しい姿勢が理解できた次には,反復練習をしていくことで身についていくと思いますので,子どもたち,指導者の方々が継続的に意識してくれることを願っています.
メニューが進む中で,「ペアを変えていこう」と声かけをしながら進めて行きました.ペアを組むことに殆ど時間がかからなかったこと,集合などもサッと集合できていたこと,1対1なども積極的に勝負できていたように感じました.このような様子,とても頼もしく感じました.リングの高さも,きっとすぐに慣れてしまうだろうなという印象でした.中学に行っても,怪我なくがんばって欲しいと思います.
【キヨミトレーナーのコメント】
「セット」の姿勢作りのポイントをペアで確認しながら上手に作れるようになりました。指導者の方々も選手たちの間を回りながら選手たちの理解が深まるようサポートしていただけて大変助かりました。ディフェンスの足運びなども最初は自分のクセが強く出ている選手もいましたが、ビューコーチの説明を聞いたり正しい動きを見たりしながら一生懸命修正していました。素直に取り組む姿勢が素晴らしいと感じました。
閉講式の質疑応答では男子選手から「体を当てる」ということについて具体的な質問もあり、意識の高さを感じました。
そして、クリニック終了後に指導者の方々とも質疑応答を行いました。ここでも当日の指導内容のポイントの確認や普段から疑問に思っていたことなどについての質問があり、「なぜこの動きが正しいのか」ということを理論的と実践を交えながらディスカッションすることができました。また、今年も小田原で育った先輩たちがクリニックのお手伝いに来てくれました。こうした繋がりも選手たちの良いモチベーションになると思います。
永山先生を始め、協会関係者の方々にはお世話になりました。ありがとうございました。