第5回トレジャーリング会津若松ミニバスクリニック
クリニックレポート
今回もたくさんの会津っ子が集まってくれました。私たちが会場に到着した頃にはコートからボールの弾む音と元気な声が聞こえていました。いつもは雪で真っ白な体育館ですが、今年は雪が少なく遠くから茶色い屋根が見えました。
さて、今年はビューコーチのアイデアで選手みんなに名前を書いたテープをTシャツに貼ってもらいました。直接Tシャツに大きく名前を書いてきてくれました子もいました。今まで、「ねえねえ」と選手に声をかけていましたが、今回は「さわちゃん」「こうたろう」と呼びかけることができて、私たちコーチもすごく親近感が湧きました。
また、今年も福島医大のドクターや福島県理学療法士会のご協力を得てメディカルチェックを実施しました。
【今回のスケジュール】
1日目 | ||
1月30日(土) | 13:00〜15:00 | クリニック(基本編) |
14:00〜13:00 | 栄養指導(保護者・指導者対象) | |
15:15〜 | 記念写真・サイン会 | |
2日目 | ||
1月31日(日) | 9:30〜11:00 | クリニック(コーディネーション&前日復習) |
13:00〜14:30 | クリニック(応用編) | |
9:30〜13:00 | メディカルチェック(昼食時間含む) | |
13:00〜14:00 | 医科学講習 |
【キラコーチのコメント】
全体的に最初はおとなしい印象でしたが、時間が経つにつれ元気が出て来て、面白くないと思われるディフェンス練習でもみんなが一生懸命やってくれました。
最後にはセット=トリプルスレッドの姿勢ということが、もう頭で考えなくても体が反応してくれていたので、それを練習中も考えなくてもその姿勢が常にとれるように日々意識して欲しいなと思いました。
また来年、成長した選手を見るのが楽しみです。
【ビューコーチのコメント】
一日目の始めは、「セット」の姿勢が少し心配な子たちが多かったのですが、徐々に良い姿勢になっていくのが目に見えてわかりました。
私が一番驚いたのは,二日目のディフェンスメニュー時の子どもたちの姿勢です.しっかり股関節を折って低い姿勢になっていました。ディフェンスはどうしても、流してしまいがちですが、子どもたちの脚の運びをみて、日ごろの取り組みを感じました。そして,ジグザグディフェンスのときに「コースまで回り込もう!ドリブルチェンジさせよう!」という声掛けを忠実にトライしてくれた様子に、子どもたちの可能性を非常に感じました。
今回、2日目の応用については、アウトナンバーの練習を使って、ボールキャッチの前の準備、視野の広げ方、ステップをきちんと踏んでパスを出すことを練習しました。状況判断の高さに感心しました。1対1についても、積極的にゴール向かえる子どもが多く見受けられました。
あとは、「セット」の姿勢が当たり前になってくれることを願っています。
【レイコーチのコメント】
中学年、高学年は比較的レベルが高いのと何よりも一生懸命に取り組んでくれたと感じました。1年生から3年生までを低学年としましたが、やはり1番差があるところなので低学年で分けてしまうと少し3年生が物足りないのではと思うこともありました。会津若松の子達は、「セット」の声にすごく敏感に反応できるぐらいいい習慣ができていたので、嬉しかったです。今回の反省点を生かして、また次に繋げられるように私も勉強したいと思います。