第8回八戸バスケットボールクリニック

クリニックレポート

 H26年1月25日(土)、26日(日)の2日間、青森県八戸市にて「第8回八戸バスケットボール教室」を行いました。今回の担当コーチはサチコ(石川幸子・元シャンソン)とテル(小畑亜章子・元デンソー)、担当トレーナーはキヨミ(津田清美)です。

 「八戸から日の丸をつけた選手を!」を合言葉にクリニックを開始して4年、計8回になりました。今回はインフルエンザで参加できなくなった選手がたくさんいたようで、最初の予定より人数が少なくなりました。小学生(小4、5年生の男女、120名)、中学生(小6、中1、2年生の女子、70名)と指導者の方々が参加してくれました。

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○スケジュール

25日 【小学生の部】 @八戸市東体育館
15:00~ 講式・主催者挨拶・講師紹介
クリニック(実技指導)
17:00~ 閉校式・お礼の言葉・サイン会
26日 【中学生の部】 @八戸市立江陽中学校体育館
8:30~ ウォーミングアップ
9:00~ 開講式・主催者挨拶・講師紹介
12:00~ 閉講式・お礼の言葉

○主催・運営:八戸バスケットボール教室運営実行委員会

○協賛:医療法人なかざわ整形外科

 

 今回から小学生の部は4年生と5年生が参加し、6年生は4月から中学生になるので中学生の部に参加することになりました。

 

【小学生の部】

 小学生は今回もトリプルスレット、スライド、ターン、ストップなど「トレリン5」の基本動作をしっかり練習しました。テルコーチの「セット(=トリプルスレット)」のかけ声にもサッと反応してくれるようになり、基本動作が定着してきているのを実感します。でもまだ骨盤が立っていない子どもが目立つのが気になります。これは日常の生活習慣が大きく影響するので、日頃からの姿勢改善がポイントですね。

 

<テルコーチのコメント>

 基本姿勢・ステップ練習では膝を曲げる動作で膝が内に入ってしまうケースがあるのと、サイドステップをするときスピードが速くなってくるとつま先が進行方向を向いてしまうケースがありました。試合中に意識することは難しいと思うので、練習中からけがや痛みを出さないためにも習慣化できるようにした方がいいと思いました。そのためには反復練習が一番だと思うので回数は多くなくても、毎日コツコツ言われたポイントを思い出してやってみてください。

 出来ないことにも一生懸命にトライする姿や楽しそうにいい表情をしてバスケットをやっているみんなと一緒にクリニックができ、私自身も幸せな気持ちになりました。どうもありがとうございました。

 

【中学生の部】

 中学生は朝早くから集合して開校式前に「八戸W-upプログラム」で体を暖めてくれました。このプログラムを始めて1年。八戸市内の中学校にだいぶ広がってきたようです。中学生は小学生から参加してくれている子どもが多いので、今回のトレーナーは「コンタクト」を強調した基本動作メニューにしました。

 サチココーチのバスケ指導は、ボックスアウト、リバウンドからアウトレットパスなど、実践的な内容を行いました。

 

<サチココーチのコメント>

 中学生は小学生の頃から教室に参加していることもあり、トリプルスレットの基本姿勢が安定している選手が多くみられました。今回はクロスステップや3メンなど実践に近い動きもしました。実践的になると、姿勢、足や肩の動きがうまくいかないこともありましたが、選手たちが意識しようと努力している姿がみられました。

 私は初めて参加させていただきましたが、選手の努力はもちろん、指導者、保護者、医療関係者の方々が子どもたちのケガ防止、スキルアップのために、一生懸命な姿に今後の八戸が楽しみになりました!本当にありがとうございました。