2016/11/30
H28年度第2回二本松市バスケットボールクリニック
クリニックレポート

 10月23日に福島県二本松市でH28年度第2回二本松市バスケットボールクリニックを行いました。今回の担当コーチは第1回と同じく、テル(小畑亜章子・元デンソー)とキラ(池田麻美・元トヨタ自動車)、担当トレーナーはアイミ(志村愛美)です。今年度もクリニックと同時進行でメディカルチェックを行いました。
 小学生は午前中クリニック、午後メディカルチェック。中学生は午前中メディカルチェック、午後クリニック。メディカルチェックでは柔軟性や膝・足首のエコー検査などが行われました。

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小学生の部

<トレーナー指導>(45分)

  • 1. トリプルスレット・基本姿勢(=セット)の確認
  • 2. ジャンプからの着地
  • 3. スライド、スライドからストップ
  • 4. ジョグ・ランからストップ

<コーチ指導・導基本技術>(120分)

  • 1. アイスブレイク
    4コーナードリブル&じゃんけん、だるまさんが転んだ&ドリブル
  • 2. ハンドリング(1人ボール1個)
    ボール回し、片足ボール回し、8の字、2ボールドリブル、雪だるま
  • 3. バックスペアパッシング
    リップスルーパス、連続プッシュパス、ドリブル3つプッシュパス、ドリブル1つ&ダブルフロントチェンジプッシュパス
  • 4. スライドステップパス
    チェストパス、ワンドリブル&パス
  • 5. パス&ラン&レイアップ
  • 6. ボールミートからレイアップ
    足もらいからレイアップ、外足もらいからパスフェイクレイアップ、外足もらいからジャンプフェイク&ミドルドライブレイアップ
  • 7. スピードドリブル1on1
  • 8. 5コーンシューティング
aimi

<アイミトレーナーのコメント>

前回の時にチーム全員で上手になろう、出来ていない選手に気がつく姿勢をもつこと、その選手にみんなで正しく出来るように修正してあげることを約束しながら取り組みましたが、今回は自然にそういう雰囲気が出来ていてとても嬉しく思いました。そのお陰もあって大人数でなかなか1人1人に声をかける事が難しい中、短い時間でしっかり吸収して行く姿が見られました。トレーナー指導の内容はこれから先ずっと意識をもって取り組んで行き、必ず身につけて欲しい内容です。そして自分自身では間違いが分かりにくい内容でもあります。これからもチームメイトの動きを見る眼を持ちつつ諦めずに練習して行って欲しいと思います。ありがとうございました。

teru

<テルコーチのコメント>

 トレーナー指導をどれだけバスケットの中に落とし込めるかが大事になってくると思います。細かくうるさいくらいに言ってきましたが、徐々に浸透し、やらされるのではなく自然とできている子がいて、とてもいい傾向だと思いました。今回は集合も早くしようとしてくれたところがよかったです。このような機会をいただきありがとうございました。

中学生の部

<トレーナー指導>(45分)

  • 1. W-up
  • 2. トリプルスレット・基本姿勢(=セット)、ジャンプ
    その場ジャンプ、空中で90度ターン、180度ターン
  • 3. コンタクト
    その場コンタクト、ジャンプして空中コンタクト

<コーチ指導・基本+応用>(120分)

  • 1. コーディネーション
  • 2. オールコートドリブル
    ジャンプストップ→フロントターン、ジャンプストップ→バックターン、ストライドストップ→フロントターン、ストライドストップ→バックターン
  • 3. オールコートドリブルからレイアップ
  • 4. タイミングパスドリル
  • 5. ハーフコート3on3パスゲーム
  • 6. ハーフコート3on3
  • 7. オールコートコート5on5
  • 8. オールコートコート5on5ラリー
aimi

<アイミトレーナーのコメント>

 基本の姿勢が身に付いてきている選手とそうでない選手の差がはっきりと見受けられるようになりました。今年度2回目のクリニックでしたので1回目よりも難しい内容に触れてもらいましたが、まずはトリプルスレットからという事を忘れずチームに帰っても意識して欲しいと思います。すぐに身に付く内容ではないので、意識・意欲を持てる選手はどんどん上手になると思います。私自身全体的にレベルを上げて行けるよう指導にあたらなければならないと感じたと共に、全員の差が開く事なく伸びて行って欲しいなと思いました。ありがとうございました。

kira

<キラコーチのコメント>

 今回初めての選手が多く、また、選抜に選ばれている選手とそうでない選手がいたので多少レベルの差を感じました。初めての練習でもイメージが湧く選手は動きもスムーズにできていました。どの練習でもボールを受けたらまずリングを見るようにすると、逆からのカッティングだったりシュートチャンスを逃したりすることなくアタックできることを指導しました。最後の5on5はみんな積極的にリングにアタックできたと思います。