2014/07/07
H26年度 第1回二本松市バスケットボールクリニック
クリニックレポート

 6月28日、福島県二本松市でH26年度第1回二本松市バスケットボールクリニックを行いました。今回の担当コーチはミチ(岩屋睦子・元シャンソン)とテル(小畑亜章子・元デンソー)、担当トレーナーはキヨミ(津田清美)です。小学生120名、中学生130名、指導者の方々もたくさん参加してくださいました。

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 川本元気塾のバスケ部門としてクリニックを開始し今年で3年目。今回もたくさんの子どもたちが参加してくれました。3年目となると去年まで小学生で参加してくれていた子が中学生になっていたりしてちょっと年月を感じ、このクリニックが定着してきたことを感じました。

 今回はH26年度第1回目なので「トリプルスレット」の姿勢をしっかり身につけるために、股関節を曲げる(折る)ことを強調しました。日常生活で猫背だったり腰が曲がっていたりするとプレー中も正しい姿勢を作ることが難しくなります。トリプルスレットの姿勢はディフェンスの時の姿勢にも繋がります。基本姿勢を正しく作ることは何にも増して大事なことです。

 基本練習は単純なことの繰り返しです。「またやるの?」「まだやるの?」と思っていては身につきません。いつもと同じ練習でも「身につくまでやり続ける」。できるようになったら「もっと上手にできるようになる。レベルアップする」ことを目指してがんばりましょう!

◎小学生指導内容

<基本動作>

  • 1.W-up
  • 2.立腰と股関節運動
  • 3.トリプルスレット・基本姿勢(=セット)、ジャンプ
  • 4.ダッシュ&ストップ

<基本技術>

  • 1.ハンドリング(1人ボール1個)
  • 2.トリプルスレットポジションからボール取りゲーム(2人組ボール1個)
  • 3.ピボット(1人ボール1個)
  • 4.トリプルスレットからドライブドリル(1人ボール1個)
  • 5.45°ミートからドライブ 6.2人1組対面パス(2人組ボール1個)
  • 7.ドリブル競争、シュート競争

 

<小学生担当 テルコーチのコメント>

 複数回参加してくれている子どもも多く、トリプルスレットの基本姿勢を意識し、一生懸命に取り組んでくれていたと思いました。各メニューのポイントとなることを説明し、子どもの中から上手にできている子に見本をやってもらい、見ることと聞くことからヒントとなることをアドバイスしながらやりました。自分たちで工夫し考えたり、上手な子のプレーをみることでイメージしながらやっている姿がたくさん見られ、半日でしたが変化が見られたように感じました。いろいろなメニューの中から自分の必要なプレーを選択できるようになると、プレーの幅が広がり、バスケットボールをますます楽しいと感じるようになるといいなと思います。今後とも、お手伝いできるように私自信レベルアップしていきたいと思いました。

◎中学生指導内容

<基本動作>

  • *小学生と同じ

<基本技術>

  • 1. ピボット
  • 2. ハンドリング
  • 3. ドリブルワーク(その場、90°フロントチェンジ、トライアングルドリブル)
  • 4. 円鬼 サークル内6人鬼1人ボール1個
  • 5. 対面パス
  • 6. ハイポストからドライブイン
  • 7. ボックスアウトの練習
  • 8. シュート練習

 

<中学生担当 ミチコーチのコメント>

 中学生は何回もこのクリニックに参加してくれている子が多かったのもあり、私の指示にも耳を傾けてくれて姿勢・股関節から曲げることを常に意識して行ってくれたのでよかったです。ただ、次への動作だったり私たちの指示に対して反応が遅く時間がもったいないと感じた時もあるのでもっとメリハリのある行動をとってくれると尚更いいと感じました。